サッカーといえば、イギリスが発祥の地であり、ドイツ、イタリア、スペイン等、屈強国が多くある「サッカーの本場」と呼べる地です。国としてはサッカ―業界では存在感は今ひとつの日本ですが、選手レベルでは、数々の優秀な選手を輩出しており、本場ヨーロッパのチームに所属し活躍してきた選手が数多くいます。本記事では、ヨーロッパのサッカーチームに所属し活躍している日本人サッカー選手をご紹介します。
ヨーロッパにおけるサッカーの長い歴史
ヨーロッパでは100年以上前からサッカーの試合が行われており、クラブチームや国際大会も長い歴史があります。イギリスで初のチーム対抗リーグ戦が行われた記録が、実に150年以上前の1867年付けで残っています。
進化したサッカーの楽しみ方
現代における進化として、ヨーロッパではスポーツベットも盛んです。「スポーツベット」という言葉、日本人には馴染みがありませんが、オンラインで試合鑑賞しながら勝敗に賭けることを指し、専用のサイトも沢山あります。そういったスポーツベッティングサイト、または、ミスティーノのようなオンラインカジノサイト等もプロサッカー業界と実は強い繋がりがあり、そういったサイトがプロサッカー選手をスポンサーしていることもあるほどです。
ヨーロッパのチームに所属している日本人サッカー選手
日本人選手が初めてヨーロッパのチームに所属したのは、1977年のことです。当時古河電気工業サッカー部所属であった奥寺康彦選手が、1.FCケルンに加入し、ヨーロッパのトップリーグでプレーする初の日本人選手となりました。以後、各国のサッカーリーグに多くの日本人選手が加入しプレーしています。
特に、4大リーグと言われる「プレミアリーグ(イングランド)」、「ラ・リーガ(スペイン)」、「ブンデスリーガ(ドイツ)」、「セリエA(イタリア)」のビッグクラブでプレーすることは、サッカー選手の憧れであり、目標とされていますが、ここ数年、その4大リーグに所属する日本人選手が増えています。
以下は、現役で4大リーグに所属している日本人選手です。
プレミアリーグ(イングランド)
南野 拓実
所属:リヴァプール
ポジション:MF
生年月日:1995年1月16日
経歴:C大阪ユース-C大阪-ザルツブルク(オーストリア)
乾 貴士
所属:SDエイバル
ポジション:MF
生年月日:1988年6月2日
経歴:野洲高-横浜F-C大阪-ボーフム(ドイツ)-フランクフルト(ドイツ)-エイバル(スペイン)-ベティス(スペイン)-アラベス(スペイン)
ラ・リーガ(スペイン)
乾 貴士
所属:SDエイバル
ポジション:MF
生年月日:1988年6月2日
経歴:野洲高-横浜F-C大阪-ボーフム(ドイツ)-フランクフルト(ドイツ)-エイバル(スペイン)-ベティス(スペイン)-アラベス(スペイン)
ブンデスリーガ(ドイツ)
長谷部 誠
所属:フランクフルト
ポジション:DF、MF
生年月日: 1984年1月18日
経歴:藤枝東高-浦和-ヴォルフスブルク(ドイツ)-ニュルンベルク(ドイツ)
セリエA(イタリア)
吉田 麻也
所属:サンプドリア
ポジション:DF
生年月日:1988年8月24日
経歴:名古屋ユース-名古屋-VVVフェンロ(オランダ)-サウサンプトン(イングランド)
まとめ
ご覧の通り、今ではたくさんの日本人選手が4大リーグに所属しています。ブンデスリーガの最多7名に続き、ラ・リーガの6名、プレミア・セリエAの2名となり計17名の日本人選手がプレーしている。活躍状況はそれぞれではありますが、所属人数が増えているというだけでも、日本人選手の評価が高まっているということになるでしょう。